とどまるところを知らないコロナ禍。

感染症対策が必須という状況の中で、テレワークやオンライン接客といった、非接触・非対面のニーズが高まっています。もう「ニーズの高まり」というフェーズは過ぎて、非接触や非対面サービスはデフォルトになりつつあるとも言えるかもしれません。

そうした新たな概念がデフォルトとなる「ニューノーマル」という環境が、すでに私たちを囲みつつあります。

Contents
  1. コミュニケーションにおけるオンライン化のニーズ・課題
  2. SDKで既存システムと柔軟連携
  3. 想定事例
  4. CBA Live Assistで実現するオンラインコミュニケーション

コミュニケーションにおけるオンライン化のニーズ・課題

コロナ禍を機に、ショップや店舗の「オンライン化」に舵を切る企業は少なくありません。各社、必要機材を導入したり専用の窓口を立ち上げたりするなど、体制を整えています。

たとえば当ブログでも取り上げましたが、これまで対面サービスがメインだったと言える業界、不動産。コロナ禍で非接触対応のニーズが高まり、オンライン面談やオンライン内見などの接客のオンライン化が活発です。

またアパレルやアウトドア、DIY関連のリテール業界でも、オンライン接客により、ビデオ通話でスタッフとコミュニケーションを取りながら自宅を離れることなくお客様がショッピングを楽しめるようなカスタマー・エクスペリエンスを実現しています。

そんな非接触・非対面サービスのパイオニアとも言える、オンライン接客。

当ブログではこれまで、数多くの想定事例を見てきました。これまで当然だった対面サービスに加え、自宅を離れることなくショッピングやサービスを受けられるようにするオンライン接客ですが、オンライン接客ツールを導入することで提供可能になります。そして多岐にわたる魅力的なオンライン接客ツールが、これまでに様々なベンダーさんから提供されています。

ですが、これまで自社で構築・運用してきたシステムをすべて無視して、ただツールやソリューションをしゃにむに導入・実装すれば良いというものではありません。特に顕著となるのが、運用条件やセキュリティ条件などで高い基準を求められる、金融や保険関連サービスの場合です。

たとえば、

  • 「これまでの対面からオンラインでの接客チャネルを実装したい」
  • が、「自社のアプリ・ECサイトにきちんと組み込めて、セキュリティ面でも心配がないようなツールが必要」である
  • そのため、「導入にカスタマイズは必須」である

そこで必要となるのが、自社の要求事項を満たすことのできる、「かゆいところに手が届く」ソリューション、となるわけです。

SDKベースのオンラインコミュニケーションツールを使えば、可能です。

SDKで既存システムと柔軟連携

このブログの読者には釈迦に説法かとは存じますが、「そもそもSDKって何でしたっけ？」というところ、お付き合い願います。

SDK（Software Development Kit）とは、ソフトウェア開発キットのことです。要は、アプリ開発にかかる労力を減らすべく、プログラムやAPI、サンプルコードやらパッケージングしたものです。SDKで提供されるプログラムは、既存のソフトウェアへ追加することができるので、既存システムやソフトウェアの品質、セキュリティレベルを損なうことなく、新たな機能を追加することが可能です。

SDKベースのソリューションの場合、既存システムの特性に対応したソリューションにすることが可能となります。既存システムのセキュリティ要件や、可用性に大幅な変更を加えずに、たとえばオンライン接客で言えば、ビデオ通話やコブラウズといったコミュニケーション機能を付加することができます。そこに、マルチコール機能などの新機能を追加実装し、システムを拡張することもできます。

最初から必須環境や機能が決め打ちとなっているターンキーソリューションでは不十分な場合は、SDKソリューションが一つのオプションとなってくるでしょう。その際、開発や実装、サポートなどでケアを怠らないベンダーを選択するのも大切です。

想定事例

参考までに、これまで当ブログで見てきた想定事例を挙げます。様々な業種や業態で一般的となりつつあるオンラインコミュニケーションツールの世界を、少しだけ覗いてみてください。

CBA Live Assistで実現するオンラインコミュニケーション

  • 自社運用条件に適う必要がある
  • 自社システムの連携を考えると、カスタマイズが必要
  • 自社提供アプリに組み込みたいが、セキュリティ面がネックになっている

こんなお悩みありませんか？

CBAが提供するCBA Live Assistは、SDKベースのオンライン接客・オンラインコミュニケーションツールとして大変有用でおすすめできます。

CBA Live Assistの強みは、「SDKを通じた柔軟でセキュアなシステム連携」という点。

特にSDKによる最適化されたシステムの構築・連携が可能なので、既存システムとの柔軟な連動を実現できます。つまり、CBA Live AssistのSDKを利用することにより、簡単に自社アプリ（iOS/Android/Web）、自社ECサイト、PBXに連携させる形で、ビデオ通話やコブラウズ、ドキュメントプッシュ、アノテーションやフォーム入力支援といった、Live Assistのコミュニケーション機能を組み込むことができます。SDK提供のため、柔軟でセキュアな実装が可能です。

CBA Live Assistの導入にご興味をお持ちでしたら、いつでも弊社までお声がけください。

CBA Live Assist sdk